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2023.07.17 2023.12.07

ホームページの集客方法12選|集客できないホームページの特徴も解説

ホームページの集客方法12選|集客できないホームページの特徴も解説

せっかくホームページを作っても、人が来なければ意味がありません。たくさんの人に見てもらえるように集客したいところですが、「どのようにすれば人が来るのか」が分からず、困っている人も多いでしょう。ターゲットや目的に合った集客方法を選ぶことで、効果的な集客を行いやすくなります。

この記事では、集客に強いホームページの特徴や集客方法の決め方、さまざまな集客方法の具体例などについて解説します。記事を読むことで、数ある集客方法の中からあなたの会社に合った方法を選択できるようになるでしょう。

 

集客に強いホームページとは?

集合したスマホ SNSなどの反響が多い様子
集客に強いホームページとは、適切な目的を持ち、それにマッチした集客方法を行えるホームページのことです。一口に「集客に強いホームページ」といっても、「認知度をアップするホームページ」や「コンバージョンにつながるホームページ」など、さまざまな種類があります。

具体的な集客方法を決める前に、まずはどういった目的でホームページに人を集めたいのかを検討することが大切です。「認知度を上げたい」「コンバージョンを狙いたい」といった目的を決めることで、そのホームページに適した集客方法を選択できます。

 

ホームページ集客方法の決め方

ポストイットを壁に貼りメモする女性
集客方法を決める際は、以下3つのポイントを意識することが大切です。

ホームページ集客の3つのポイント

 

➀ホームページ集客の目的を決める

ホームページに集客する際は、「なぜホームページに人を集めたいのか」という目的を明確にしましょう。主な目的の例としては、以下の3つが挙げられます。

  • コンバージョンを獲得したい
    「商品やサービスを購入してもらう」、「問い合わせの数を増加させる」といったコンバージョン(最終的な成果)に結びつけることを目的とするケースです。
  • 認知を広めたい
    「自社の商品やサービスを多くの人々に知ってもらうこと」を目的とするケースを指します。
  • ブランドの価値を高めたい
    会社や、販売している商品・サービスのブランド価値を高めることを目的とするケースです。ブランド価値が高まることで、「ほかの会社とは一味違う」という明確な差別化を図れるようになります。

目的を見定めたら、それに合った集客方法を選択することが大切です。

 

➁ターゲットを選定する

ターゲットによっても、刺さる集客方法は大きく異なります。届けたい層にしっかりと届けられるよう、集客方法を選ぶよりも先に具体的なターゲットを決めておく必要があります。ターゲットが曖昧な状態で集客方法を決めると、逆にどの層にも刺さらないという結果になってしまうかもしれません。

ターゲットを決めるうえで特に注目したい要素の例は以下のとおりです。

  • 性別
  • 年齢
  • 職業
  • 住所
  • 学歴
  • 世帯
  • 趣味
  • 思考

たとえば洋服を販売しているメーカーをひとつとっても、ターゲットの性別や年齢、重視するポイントなど、メーカーによってまったく違います。ターゲットが変わるだけで、適切な集客方法が大きく変わるため、しっかりと明確化しましょう。

 

➂目的とターゲットに応じて集客方法を選ぶ

ホームページに集客する目的とターゲットが決まったら、集客方法を決めます。

例として、以下のような目的・ターゲットに絞ったケースを考えてみましょう。

  • 目的:ホームページ集客でブランディングをしたい
  • ターゲット:20代で流行に敏感な女性

上記のようなターゲットは、最新の流行を追ったり同年代の人々と交流したりするためにSNSを利用しているケースが考えられます。特にInstagramは、TwitterなどのSNSよりも流行に敏感な女性が集まりやすいです。

したがって今回のケースでは、Instagramを中心としたSNSでアプローチするのが適切だといえます。

続いて、以下のような目的・ターゲットに絞ったケースを考えてみましょう。

  • 目的:時間がかかってもいいので、長期的に問い合わせを増やしたい
  • ターゲット:40~50代のリフォームを検討している男女

上記のケースに向いている集客方法として、ホームページのSEO対策(検索結果の上位に表示させる施策)が挙げられます。

40〜50代は若い世代に比べると、SNSの活用はあまり多くありません。そのため、オウンドメディア(会社で保有するメディア)などの検索順位を向上させ、検索エンジンを通して集客するのが適切です。

SEOは時間がかかりやすいため、「時間をかけてもいいので長期的に進めていきたい」ときに向いています。

 

ホームページ集客方法12選

WEBSITEと書かれたノートパソコンと紅茶と眼鏡
ホームページに集客する方法には、たくさんの種類があります。それぞれ一長一短があり、費用や効果が出るまでにかかる時間が異なります。具体的な集客方法とそれぞれの概要は、以下のとおりです。

集客方法 目的 費用相場 効果を実感するまでの期間
SNS 認知を広める 無料~ やや短め
SEO コンバージョンを獲得する 無料~ 長め
ブログ 認知を広める 無料~ 長め
Googleマイビジネス 認知を広める 無料~ やや短め
プレスリリース配信 認知を広める 無料〜3万円程度 やや短め
セミナー コンバージョンを獲得する 無料〜100万円程度 やや短め
リスティング広告 コンバージョンを獲得する 1 短め
ディスプレイ広告 認知を広める 1 短め
SNS広告 認知を広める 1 短め
アフィリエイト コンバージョンを獲得する 1 やや短め
YouTube広告 認知を広める 1 やや短め
純広告 認知を広める 50 短め

次項からは、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどについて解説していきます。自社にとってどの方法が適しているのか、ぜひ検討してみてください。

 

SNS

SNSを表示したスマホ
SNSとは、インターネット上にあるコミュニティサイトのことを指します。代表的なものとしては、InstagramやTwitter、TikTokなどがあります。集客についての基本的な概要を以下の表にまとめました。

目的 認知を広める
費用相場 無料~
効果を実感するまでの期間 やや短め

SNSを利用する場合のメリットは、以下の3つです。

<SNSのメリット>

  • 簡単に始められる
  • ファンの数が見えやすい
  • 拡散してもらえれば、瞬く間に多くのユーザーへと広がっていく

SNSは基本情報を入力してアカウントを作成すればすぐに始められるため、手軽に始められる集客方法です。自社をフォローしている人の数が表示されるので、ファンの数や傾向も把握しやすいです。投稿が拡散されれば、思った以上の宣伝効果を期待できます。

SNSを利用しているユーザーは、自ら特定の情報を検索して集めに行くよりも、流れてくる情報をなんとなく眺めている傾向が強いです。そのため自社の投稿が拡散されれば、自社に関する情報を積極的に探しにくる顕在層だけでなく、潜在層にもアプローチできるという強みを持っています。

一方で、デメリットとして、以下のような特徴が挙げられます。

<SNSのデメリット>

  • 炎上しやすい
  • 違反行為によってアカウントを削除されるリスクがある

不適切な投稿を行うことで多くのユーザーの反感を買い、炎上するリスクがあります。広く拡散されると、投稿を削除しても炎上を鎮められなくなる可能性があるため、投稿は慎重に行わねばなりません。

また、SNSのルールに則った運用を行わないと、アカウントを運営に削除されて今までの投稿が水の泡になる可能性もあります。

集客に活用しやすい代表的なSNSの例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • Twitter
    最大140字の限られた文字数で投稿するSNSです。リツイートと呼ばれる特徴的な機能が搭載されており、情報を簡単に拡散できるため、投稿を多くの人に届けやすいという強みがあります。拡散力がある点はメリットですが、拡散されやすい分、問題発言をすると一気に炎上しやすいところがデメリットです。
  • Instagram
    画像や動画がメインとなるSNSです。見た目が可愛らしいスイーツやフォトジェニックな観光地など、視覚に訴えやすい商品・サービスを提供している会社に向いています。Instagramの投稿はハッシュタグが中心となっており、Twitterに比べると情報を探しにくいというデメリットがあります。
  • TikTok
    最短15秒の短い動画を投稿できるSNSです。10代を中心に、広い世代が利用しています。若者の関心が高いメイク用品や音楽、洋服に関する商品であれば、大きな効果が期待できるでしょう。

    流行っている曲やキャッチーな曲を動画に使用することでより目を引きやすくなりますが、音楽を使用する際は著作権に注意が必要です。

 

<SNSの特徴>

  • 無料でアカウントが作れるので手軽に始めやすい
  • ファンがフォローの形で蓄積されていく
  • 炎上のリスクがあるため注意が必要

 

SEO

SEOの重要ポイント表現したマップ
SEOとは、検索結果でホームページを上位に表示させる施策のことです。SEOの基本的な概要を以下にまとめました。

目的 コンバージョンを獲得する
費用相場 無料
効果を実感するまでの期間 長め

SEOのメリットとして、以下の3つが挙げられます。

<SEOのメリット>

  • 基本的に、費用が発生する心配がない
  • 長期的な集客が期待できる
  • 能動的なユーザーの目に触れるため、コンバージョンにつながりやすい

SEOは、プロに外注しない限り費用をかけずに行えます。リスティング広告のように「クリックされたらお金がかかる」という心配もありません。検索結果が上位に表示されている間は追加で費用をかけなくても、自然にユーザーの目に留まるため、コストパフォーマンスのいい集客方法といえるでしょう。

検索エンジンを利用して調べ物を行っている人のほとんどは、自分で情報を探しに来ている能動的なユーザーです。そのため商品やサービスを魅力的に感じてもらえれば、すぐにコンバージョンにつながる可能性が高いです。ただし、以下のようなデメリットも存在しますので注意しましょう。

<SEOのデメリット>

  • 効果を実感するまでに時間がかかる
  • 100%効果が出るとはいえない

SEO対策を行ったからといって、すぐさま検索結果に反映されるとは限りません。数ヶ月〜1年後にやっと反映されるケースもあるため、気長に待つ必要があります。また、SEOに絶対はありません。どれほど努力して対策を行っても、結果に結びつかないことがある点については覚悟しなければならないでしょう。

 

<SEOの特徴>

  • お金をほとんどかけずに実施可能
  • コンバージョンしやすい
  • 長い期間をかけて行う必要がある
  • 絶対に効果が出るものではない

 

 

 

ブログ

文房具に囲まれたBLOGの文字
ブログは、ユーザーの悩みや疑問を解決する記事を書いて集客する方法です。

目的 認知を広める
費用相場 無料
効果を実感するまでの期間 長め

ブログのメリットとしては、以下の2つが挙げられます

<ブログのメリット>

  • ポジティブなイメージを与えやすい
  • ファンを獲得できる

ただ宣伝だけを行うのではなく、記事の中で読者の悩みを解決できるので、読んだ相手にポジティブなイメージを持ってもらえます。季節的な話題や新作情報をブログで投稿することで、定期的にブログを訪れるファンも獲得しやすいです。

<ブログのデメリット>

  • すぐには効果が出ない
  • 記事をたくさん作るのが大変

ブログは、1記事書いたからといってすぐに効果が出るものではありません。たくさんの記事を積み重ねていって少しずつ効果が出てくるものです。ひとつひとつの内容が薄くなっては意味がないため、多くの時間や外注費用をかけて、地道に積み上げていかねばならない点にも注意が必要です。

ブログは、顕在層から潜在層まで幅広くアプローチできます。たとえば頭痛薬を扱う会社であれば、「頭痛薬 おすすめ」などのキーワードを狙うことで顕在層にアプローチ可能です。対して「頭痛 対処法」というキーワードを狙えば、まだ頭痛薬を飲むという選択に至っていない潜在層にもアプローチできるでしょう。

 

<ブログの特徴>

  • 宣伝色が薄く、ポジティブに捉えてもらいやすい
  • ファンを獲得できる
  • 長い時間をかけて地道に取り組んでいく必要がある

 

 

Googleマイビジネス

パソコンの画面に表示されたGoogle検索欄
Googleマイビジネスとは、Googleの検索結果にお店の情報を表示するサービスです。現在は「Googleビジネスプロフィール」と呼ばれています。検索サイトの一番目立つ位置に表示されるため、飲食店などのユーザーが直感的に店舗を選ぶような業態では、特に効果的です。

目的 認知を広める
費用相場 無料
効果を実感するまでの期間 やや短め

Googleマイビジネスのメリットは、以下の2つです。

<Googleマイビジネスのメリット>

  • 基本的にお金がかからない
  • 検索上位に表示される

サービスは無料で始められるため、金銭的リスクを抑えられます。さらにGoogleマイビジネスの情報は、検索結果1位のサイトよりさらに上に出てきます。SEO対策を行わなくても目立つ位置に表示されるため、検索で訪れたユーザーへ確実にアプローチすることが可能です。

ただし、以下のようなデメリットも存在しますので覚えておきましょう。

<Googleマイビジネスのデメリット>

  • 情報の更新が欠かせない
  • 悪い評価がつくリスクがある

Googleマイビジネスの更新が止まっていると、「この店は閉店しているのか」と疑われてしまう可能性があります。そのため一度始めたら、常に情報を更新し続けなくてはいけません。

また、Googleマイビジネスには評価の投稿機能がついています。ネガティブな評価をつけられてしまえば、イメージダウンにつながる可能性があります。

 

<Googleマイビジネスの特徴>

  • 無料で施策を行える
  • 検索を行ったユーザーに対し、目立つ位置ではっきりとアピールできる
  • 常に新しい情報を載せ続けなる必要がある
  • マイナスの評価でイメージダウンする危険がある

 

プレスリリース配信

パソコンの画面に表示されたプレスリリースの文字
プレスリリース配信とは、マスコミなどのメディアへ会社の新情報を発表することです。

目的 認知を広める
費用相場 無料〜3万円程度
効果を実感するまでの期間 やや短め

プレスリリース配信のメリットは、以下の2つが挙げられます。

<プレスリリース配信のメリット>

  • 無料で容易に行える
  • 読者に信用してもらいやすい

無料で利用でき、プレスリリースで公開する文章のテンプレートはネットで探せるので、初めてでも着手しやすいです。

プレスリリースは第三者のメディアから発信されるため、一般的な広告より信用してもらいやすいところが強みです。多くの人の目にとまる著名なメディアに取り上げてもらえれば、潜在層から顕在層まで幅広くアプローチできるでしょう。

なお、プレスリリース配信にも以下のようなデメリットがあります。

<プレスリリース配信のデメリット>

  • 取り上げてもらえないケースもある
  • 内容を完全には操作できない

メディアの関心を引く情報でなければ、掲載してもらえない可能性があります。プレスリリースは、発信する会社側で記事の内容を操作できません。せっかく丁寧に文章を書いても、メディアの方で一部編集されることもあります。編集されたことで伝わらなくなることを防ぐために、文章は簡潔に書くことが重要です。

 

<プレスリリース配信の特徴>

  • お金をかけずに始められる
  • 第三者が発信するため、一般的な広告よりも信用を得やすい
  • メディアの興味を引けなければ掲載されない
  • 思い通りの文章を届けられないケースもある

 

セミナー

Webセミナーを受講する女性
セミナーとは、ノウハウを参加者に伝える講義を行い、自社に興味を持った人をホームページなどに誘導するものです。セミナーの基本的な概要を以下の表にまとめました。

目的 コンバージョンを獲得する
費用相場 無料〜100万円程度
効果を実感するまでの期間 やや短め

セミナーのメリットには、以下の2つが挙げられます。

<セミナーのメリット>

  • 明確な悩みを持つユーザーを集められる
  • 個人情報を得られる

セミナーに参加するユーザーは、セミナーの中で解説される商品やテーマに興味を示しているため、コンバージョンにつながりやすいです。

セミナーの参加者には、セミナーの開始前に社名や電話番号などの情報を記入してもらうので、参加ユーザーの個人情報を獲得できます。セミナーに興味を示してくれたユーザーの情報を得ることで、より効果的な営業を行えるようになります。ただし、以下のようなデメリットも存在しますので注意しましょう。

<セミナーのデメリット>

  • 気軽に開催できない
  • セミナーに人を集めねばならない

セミナーでは専門的な知識を持った講師として解説を行う必要があるので、開催のハードルは高く感じるでしょう。あまり知識のない状態でセミナーを開くと、「役に立たなかった」とネガティブな感想を持たれてしまうリスクがあります。

外注したり大きな会場を用意したりすると高額な費用がかかる可能性があるので、お金の面でも注意が必要です。

さらに、どれだけクオリティの高いセミナーができたとしても、人がほとんど来なければ意味がありません。集客につながるセミナーを行う前に、そもそもセミナーに対して集客を行わねばならないという点も大きな注意点です。

セミナーは、潜在層・顕在層のどちらにもアピールできます。たとえば、3DCGの制作ソフトを提供する企業のケースを考えてみます。顕在層を集めたいのであれば、「制作ソフトMayaの操作方法を解説するセミナー」といった形で、具体的なツールの活用方法を伝えるセミナーを開くのがよいでしょう。

潜在層を集めるのであれば、「アニメーション作品の作り方」といったセミナーを開き、その中で「CGを使うのがいい」と紹介していく流れが自然です。セミナーの特徴をまとめると、以下のようになります。

 

<セミナーの特徴>

  • コンバージョンにつながりやすいユーザーが集まる
  • ユーザーの個人情報を獲得できる
  • 専門的な知識を持った講師の存在が不可欠
  • セミナーへの集客が必要となる

 

リスティング広告

パソコンやスマホを操作する背景とSearchと書かれた検索窓
リスティング広告とは、検索結果の上の方に出てくるテキスト形式の広告です。基本的な概要を以下にまとめました。

目的 コンバージョンを獲得する
費用相場 1ヶ月に20〜50万円程度
効果を実感するまでの期間 短め

リスティング広告のメリットとしては、以下の2つが挙げられます。

<リスティング広告のメリット>

  • 配信までの速度が早い
  • 広告が出るだけではお金がかからない

アカウントを作り、キーワードや広告などを設定して審査に通れば、すぐに配信されます。スピーディに始められるので、早く結果を出したいときにおすすめです。リスティング広告はクリックされることで費用が発生します。広告が表示されるだけではお金がかからないので、費用面でも安心感が高いです。

なお、リスティング広告には以下のようなデメリットも存在します。

<リスティング広告のデメリット>

  • キーワードによっては費用がかかる
  • 継続的な出費がある
  • 潜在層には届きにくい

需要の高いキーワードは競合が多く、単価も高くなりやすい傾向にあります。ものによっては、1回クリックされただけで1,000円以上の費用が取られるケースもあるのが実情です。また、一度効果が出たとしても、広告をやめると集客が止まってしまうため、継続的な出費が必要です。

さらにリスティング広告は、関連キーワードについて能動的に検索している人が目にする広告であるため、自社の商品を知らない潜在層には届きにくいというデメリットもあります。

 

<リスティング広告の特徴>

  • 早く結果を出すのに向いている
  • 有料だが、比較的コストを抑えやすい
  • 人気のキーワードは費用がかかりやすい
  • 顕在層へのアプローチにおすすめ

 

 

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告のイメージ画
ディスプレイ広告とは、Webページの広告枠に出てくる画像の広告です。

目的 認知を広める
費用相場 1ヶ月に20〜50万円程度
効果を実感するまでの期間 短め

ディスプレイ広告のメリットとして、以下の2つが挙げられます。

<ディスプレイ広告のメリット>

  • 画像形式のため、インパクトを与えやすい
  • 潜在層にアプローチしやすい

リスティング広告とは違い、画像の形でユーザーにアプローチできるため、より印象に残りやすいというメリットがあります。

美容品の広告であれば美容に関するサイトに表示されるなど、ディスプレイ広告は広告の内容に近いサイトに表示されます。そのため「自社商品のことはまだ知らないが、興味を持つ可能性が高い」という潜在層にアプローチしやすいところも魅力です。

ただし、以下のデメリットがあることを知っておきましょう。

<ディスプレイ広告のデメリット>

  • バナーを作る必要がある
  • コンバージョンしにくい

ユーザーの印象に残るバナーを作るためには、専門的な技術が欠かせません。デザインの手法を学んだり、プロのデザイナーに依頼したりする必要があるため、気軽には始めにくい点に注意が必要です。

また、購買意欲がそこまで高くないユーザーを中心にアプローチすることになるため、コンバージョンにつなげにくいというデメリットもあります。

 

<ディスプレイ広告の特徴>

  • 画像で訴求が行える
  • 潜在層を中心にアプローチできる
  • バナーを作るための技術や時間、外注費用が必要
  • コンバージョンにつなげにくい

 

SNS広告

SNSのアイコンの形をしたブロックで
SNS広告とは、SNSのタイムラインに表示される広告のことです。

目的 認知を広める
費用相場 1ヶ月に30〜50万円程度
効果を実感するまでの期間 短め

SNS広告のメリットは、以下の2つです

<SNS広告のメリット>

  • ターゲットを絞れる
  • 潜在層に届きやすい

SNS広告は性別や年齢など、ターゲットを絞って届けられるため、届けたい相手へ的確にアプローチできます。ターゲットのタイムラインに表示されるため、能動的に情報を集めるユーザーだけでなく、何気なくタイムラインを眺めている潜在層にもアプローチすることが可能です。ただし、以下のようなデメリットが存在します。

<SNS広告のデメリット>

  • 嫌悪されやすい
  • 受け身なユーザーが多い

タイムラインの楽しい情報を一時的に阻害するため、嫌悪される可能性が高いです。SNS広告を目にするユーザーは受け身で情報を集めているケースが多く、コンバージョンにもつながりにくいです。

 

<SNS広告の特徴>

  • 特定のターゲットに届けられる
  • 潜在層の目にも入るが、コンバージョンはしにくい
  • ユーザーから嫌われるリスクがある

 

 

アフィリエイト

アフィリエイト広告の文字と仕事道具
アフィリエイトとは、ブログやSNSを利用する第三者(アフィリエイター)に、自社製品を紹介してもらうことです。

目的 コンバージョンを獲得する
費用相場 1ヶ月に3〜5万円程度
効果を実感するまでの期間 やや短め

アフィリエイトのメリットには、以下の2つがあります。

<アフィリエイトのメリット>

  • 紹介されるだけではお金がかからない
  • 費用は自社で自由に決められる

紹介された結果、コンバージョンにつながると費用が発生します。コンバージョンしなければ費用が発生しないので、コスパのよい方法といえるでしょう。金額は自社で決められるため、より安心です。ただし、以下のようなデメリットが存在しますのでご注意ください。

<アフィリエイトのデメリット>

  • 内容が操作できない
  • 設定費用が安いと紹介してもらえない

商品を紹介するのはアフィリエイターであるため、宣伝されるときの内容は自社で操作できません。また、費用を安く設定しすぎると、アフィリエイターから紹介してもらいにくくなります。

 

<アフィリエイトの特徴>

  • コスパがいい
  • 宣伝の内容をコントロールできない
  • 紹介してもらうためにはある程度お金をかける必要がある

 

YouTube広告

パソコンの画面に表示されたYouTube
YouTube広告とは、YouTubeの動画やページ上に表示できる広告です。

目的 認知を広める
費用相場 1再生につき3〜20円
効果を実感するまでの期間 やや短め

YouTube広告のメリットには、以下の2つが挙げられます。

<YouTube広告のメリット>

  • ターゲットを絞れる
  • ユーザーが多い

特定のエリアに住む人や特定のものが好きな人など、ターゲットを絞れるため、顕在層から潜在層まで幅広く的確にアプローチすることが可能です。YouTubeはほとんどの人が知っているメジャーなサイトであり、ユーザーも多いため、世界中のあらゆる人々に届けられます。しかし、以下のようなデメリットも存在します。

<YouTube広告のデメリット>

  • 嫌悪されやすい
  • 動画作成に費用がかかる

広告によって動画を邪魔することになるので、不快感を抱かせるリスクがあります。興味を引けない広告はすぐにスキップされるため、せっかく長い動画を作ってもしっかり見てもらえない可能性もあります。

広告の出稿費用のほかに、動画の作成費用がかかる点にも注意しましょう。最近は個人でも容易に動画を作成でき、無料アプリなども多く提供されています。しかし、広告として高クオリティの高い動画を作成したい場合は、動画作成のノウハウを持っていない限りプロに委託するのが一般的です。

動画の作成費用の相場は、15秒の短い動画で3万円以上かかり、1分以上の動画であれば10万円以上かかります。

 

<YouTube広告の特徴>

  • 広いエリアにアプローチ可能
  • 届けたいターゲットに届きやすい
  • 最初の数秒でスキップされることも多い

 

純広告

Yahoo!の検索画面
純広告とは、メディアが用意した広告枠に表示する広告です。

たとえば、Yahoo!のトップページの広告枠に表示されるバナー広告などが当てはまります。記事の体裁で、PRを行う記事広告も、記事サイトが用意した純広告の一種です。

目的 認知を広める
費用相場 50万円〜
効果を実感するまでの期間 短め

純広告のメリットは、以下の2つです。

<純広告のメリット>

  • 広告を調整しなくていい
  • 潜在層に届きやすい

SNS広告などのように、広告を適宜調整しなくてもいいので、運用が簡単です。車を扱う会社であれば車のメディアに広告を出すなど、ターゲットに合った広告掲載を行えば、潜在層にもしっかりアプローチできます。ただし、以下のようなデメリットがありますのでご注意ください。

<純広告のデメリット>

  • 費用が高め
  • クリックされなくてもお金がかかる

純広告は、掲載費用がほかの広告よりも高い傾向にあります。クリックされなくても掲載しているだけでお金がかかるので、費用面については注意が必要です。

 

<純広告の特徴>

  • 運用が楽
  • 特定のターゲットにアプローチできる
  • お金がかかりやすい

 

まとめ

ホームページに集客する方法には数多くの種類が存在します。集客方法によってメリットやデメリットは大きく異なるため、自社に合った方法を選択することが大切です。

集客方法を決める際は、まず集客の目的とターゲットを決めることから始めましょう。目的とターゲットを先に決定しておくことで、自社のホームページにマッチした適切な集客方法を選択しやすくなります。

 

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