就職や転職にするときに不安なことといえば、自分がその企業に合っているのかどうか。知りたくても直接企業に質問するのは気まずい…それなら自分で情報収集をしてしまうのが一番です。
そこで今回は自分に合った企業探しをするためのポイントについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
自分に合う企業とは
社風
就職するのに外せない条件の一つであるかと思います。大人数で活気のある職場、少数精鋭でコツコツと進める職場、世の中にはいろいろな社風があります。
自分がどんな雰囲気の職場で働きたいのかをまずはよく考えてみましょう。ここを視野に入れずに就職してしまうと大半の人が「この会社は自分に合わない」と感じるようになり、
すぐにまた転職をしてしまうことが起きます。
待遇
あなたは一体何のために働くのでしょうか。やりがいなどのモチベーションも大切ですが、生活するということが根底にあることを忘れてはいけません。
例えば家庭を持っている人が月10万円のお給料ではやりがいはあっても、家庭を養うことは非常に難しいですよね。
今の自分の生活パターンから給料や通勤時間、休日や残業、各種保険や手当などの待遇面が自分の求めているものかどうか見極めましょう。
何を大切にしている会社なのか
社風や待遇などから自分に合う職場が分かってきたら、今度は何に重きをおく会社で働きたいかにも注目です。古くからの伝統を守り抜く会社、新しいことはどんどん取り入れる会社。
同じ業種でも会社が大切にしていることや企業理念が同じ会社はありません。あなたが自分らしく働けそうな会社はどんな会社なのか考えてみましょう。
自分を知っておくのもポイント
キャリアの棚卸し
自分に合う企業を見つけるには自分自身のことを知っておく必要もあります。あなたは今までの会社でどんな社会経験を積んできましたか。
これまで営業一筋で頑張ってきた人なら、そこがセールスポイントになるはず。自分に合う企業探しを成功させるには、会社の情報だけではなく自分自身について棚卸ししておくことも覚えておきましょう。
強みを洗い出す
あなたは人から強みは何ですかと聞かれたら答えられますか。
「日本で一番高い山は」と聞かれたら日本人の大半は答えられます。
「では二番目に高い山は」と聞かれたら回答率は一気に少なくなるでしょう。
これは自分に合った企業探しでも重要なポイント。
「パソコンに詳しい人なら○○さん」「営業トークなら○○さん」と周囲から頼られる人は「この職場は自分に合っている」と実感できます。求人情報でも「○○の資格を持っている人」「○○経験者優遇」といった文言を見掛けますよね。
そこに自分がすぐに手を挙げることができるかどうかというわけです。
絶対にやりたくないことも考える
誰にでもやりたくない職種や自分には向いていないと思う職種があるかと思います。そういった職種は選択肢から外しましょう。中には「経験したことないから挑戦してみたい！」と未経験の業界に飛び込んでみたい人もいるかもしれません。
そういった人のチャレンジ精神はポジティブで素敵ですし、そこで能力を開花できれば結果としてOKです。しかし自分にあっているかどうかはまた別問題。
自分に合っている企業探しの場合は、絶対にやりたくない仕事は選択肢から外すことも考えておきましょう。
求人情報を探すときのポイント
求人数
今やネットでの求人情報は都会の巨大書店のような数があります。その中から自分に合った企業探しをするために見ておきたいポイントは求人数です。
求人数が多いサイトには企業から声がかかる「スカウト機能」や、気になる企業をチェックしておける「お気に入り機能」などの求職者にとってのサービスが充実しています。
情報サイトがたくさんありすぎて迷う！という人は求人数からサイトをいくつかに絞ってみましょう。
会社のHP
求人サイトだけではなく、会社のHPも一度見てみるのもおすすめ。大半の会社HPには「採用情報」があり、最新の求人情報を見ることができます。
会社HPでは求人サイトでは見ることができない社風や社長の人柄について分かるようになっているのです。他にも在職者の声が載っていることもあるので、そういった部分では求人サイトよりも詳しい情報を得られます。
クチコミサイト
求人サイトや会社HPで自分に合った企業がだんだん絞れてきたらクチコミサイトにも目を通してみましょう。クチコミサイトでは在籍中の人や、退職した人のリアルな話を知ることができます。
働きさや人間関係が100点満点の数字で表されていたり、退職した理由が書かれていたりすることも。サイトの登録も無料のところがほとんどなので、一度登録してみるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか。
自分に合った企業探しのポイントについてお分かり頂けたでしょうか。実際には企業に入社してみないと分からないこともたくさんあると思います。
しかし企業情報や待遇、在籍している人の声などはいくらでも調べられるのです。入社後のミスマッチを少しでも無くすためにも、情報収集は怠らないようにしましょう。
