チームワークがよい会社に多い上司の特徴は?

チームワークがよい会社に多い上司の特徴は?

会社とは一つの大きな組織であり、組織の中には営業部や総務部といったたくさんのチームが存在します。

他にも新商品の開発プロジェクトや、新企画の提案など部署以外でも多くの人とチームを組んで、私たちは活動をしているのです。

それぞれのチームにはそれを上手にまとめる上司やリーダーの存在が欠かせません。そこで今回はチームワークをよくする上司の特徴についてまとめてみました。

いいチームワークとは?

仲良し=チームワークではない

チーム同士が仲良しでも、それはチームワークの良さに必ずしも繋がるものではありません。確かに仲が悪いよりは、チーム内の仲がいい方が上手く回りそうです。

しかしそれだと大事な時に意見が言えない、相手のミスや改善点を指摘できないといった弊害も発生するのです。仲良くすることだけがチームワークではないことを覚えておきましょう。

情報共有や助け合いができる

メンバー同士のコミュニケーション力が高い程、いいチームワークを発揮できます。それぞれのチームには目指すべきゴールがあり、そこに辿り着くには途中経過の報告や情報共有が欠かせません。

また問題が起きた時もそれを放置せず、解決に向けて助け合いながら意見を出す。これらの情報共有や助け合いがチームをいい方向へ導くのです。

チーム自体の満足度が高い

チームのメンバーが仕事や会社に対して不満を抱えている。このような状態ではチームワークがいいとは言えません。本当にいいチームワークを築けている会社は、メンバーが満足をして働いている。

時には上手くいかないことやチーム内での意見の対立もあると思います。しかしそれでも最終的には「このチームで仕事ができて嬉しい!」

このようにチームの満足度が高いことは即ち、チームワークの良さに繋がるというわけです。

チームワークのいい会社に多い上司の特徴は?

チームが「楽しい」と思える環境を作れる


会社の業績を上げるためにチームのメンバーは、目標達成に全力を注ぐことになります。もちろん会社としては利益を上げることが大切ですが、そのことしか考えられないチームはどうでしょうか。

人間はロボットではありません。時には「楽しい」「面白い」と思える環境の中で成長していきたいもの。このチームにいられることが楽しい!そう思える環境を作れる上司はいいチームワークを築けています。

細かいところまで口や手を出さない

チームワークを高める上司の特徴は、部下たちを信頼し細かいところまでは手を出さないことです。

チームの仕事に関わっていないと却って不安になるかもしれませんが、何から何まで口や手を出してしまうのは好ましくありません。それだと部下たちも仕事がしにくくなり、効率が下がるどころか全体のモチベーションダウンにも繋がってしまいます。

あくまでも最終責任者という自覚を持ち、チーム全体が方針から大きくずれていないかのチェックに留めるのがデキる上司の特徴です。

チームの話を聞いてくれる

口や手は出さずとも、部下たちの悩みに対応するのもチームワークづくりには欠かせません。「聞く」という言葉にも色々な使い方があります。

まずは「傾聴」という言葉があるように部下の意見には耳をしっかりと傾けること。

そして「尋ねる」と同じ意味を持つ「訊く」です。こちらの訊くという漢字は普段は使用しないかもしれませんが、つまりは部下のことを積極的に知ること。

「これについてどう思う?」「あなたの意見を聞かせてください」といったように部下の気持ちを引き出すのもいい上司の特徴の一つです。

会社の業績を上げるリーダーや上司になるには

目標を明確に伝える

チームのメンバーが迷子になって行き先を見失うのは、上司やリーダーとしては避けたいところ。それを回避するにはきちんとした目標をチームに伝えることが重要です。

その目標に到達するまでの作業はチームメンバーに任せましょう。上司やリーダーはその過程の中で、メンバーが目標からずれてしまってはいないかを確認してあげてください。

オンオフの切り替えを大切にする

部下に残業を強要する上司のやり方はもう時代遅れ。チームワークをよくして会社の業績を上げるには、チームの労働状況もチェックしましょう。

作業量のバランスが一人に偏っていないか、休憩を取らずに仕事をしてしまっている部下はいないか。これでは作業効率も悪いですし、チームワークも決していい状況とはいえません。

休憩を取る時間になったらしっかりと休む、オンオフの切り替えの大切さを部下に教えてあげましょう。

部下を褒める時間を作る

チームの上司やリーダーが部下に話しかけるのは、何か問題が起こった時だけになってはいませんか?これでは「上司が来たら怒られる時」とチーム内でおかしな噂が立ってしまいます。

こうならないためにも、部下が会社の業績を上げるようないい結果を残した時は、褒めてあげましょう。できたらチームみんなの前で褒めてあげると本人のやる気にもつながります。

他の部下も業績を残したらきちんと評価をしてもらえると思えるのです。上司やリーダーが褒めること=業績アップにも自然と近付きます。

まとめ

いかがでしょうか。
あなた自身が今後チームの上司やリーダーに抜擢されそうだという場合は参考にしてみてください。チームワークがいいことは必ず会社の業績にも繋がるはずです。

そのチームワークをどういう方向に導くかは、ほとんど上司やリーダーにかかっています。

あなたはチームをどうしていきたいですか?それをじっくり考えて理想のチームにしていきましょう。

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