検索順位が安定しない?その原因とは!

検索順位が安定しない?その原因とは!

サイトを公開し、SEOに取り組んでいても、思うような結果が出ないことは少なくありません。

1ページ目に表示されない状態が続いているのならまだしも、上位と圏外を1日おきに繰り返すような激しい変動もあるため、どこに手をつければよいのか分からなくなってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、検索順位が安定しない原因を解説します。自分では対策の立て用がない原因も考えられますので、深く考えすぎずに出来ることから対策していきましょう。

検索順位が安定しない外部的な原因

検索順位が安定しない原因は複数考えられます。すぐに対策が出来るものもありますが、時期や流行によるものなど、ユーザーの動向に左右される場合もあります。はじめに、対策が取りづらい外部的な要因から解説していきます。

アルゴリズムの変動

Googleのアルゴリズムは日々変動しています。そのため、多少の順位の変化はアルゴリズムが原因の可能性が高いです。

ただし、アルゴリズムは200以上のルールから成り立っていると言われており公開がされていないため、アルゴリズムが原因だと漠然と理解できたとしても具体的な原因を追求するのは難しいです。


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対策キーワードの検索数の増加

対策しているキーワードがテレビなどに紹介されることで急激に検索されるようになり、順位が変動してしまう場合があります。
急激に検索数が増加する要因は主に2つ考えられます。

メディア露出

テレビや雑誌、SNSなどを含むメディアに大々的に取り上げられた場合などに、キーワードの検索数が大きく増加することが考えられます。
このような場合は、検索数だけではなく競合も増える可能性がありますのでより対策が必要になります。
急に順位が上がってきたサイトを含む上位サイトを分析し、傾向に合わせてサイト内のコンテンツを改善していくのが最も良い方法だと言えます。

季節

クリスマスやハロウィンなどのイベント時はその時期に急激にキーワードの検索数が増加します。通年ではなくその時期に対策をとるサイトももちろん多いため、大きな変動がある場合があります。

検索順位が安定していない内部的な原因

次に、検索順位が安定しない原因の中の内部的な原因を解説します。サイトの構成やコンテンツの内容などが原因の場合が多く、ある程度の知識は必要ですが対策は比較的取りやすいです。

内部的なものが原因の可能性も少なくはないので、間違いなく確認しましょう。

重複コンテンツと認識されている

同ドメイン内のコンテンツで、重複コンテンツがある場合も順位の変動が起きやすいです。

全く同じではなくても、コンテンツの方向性や構成が似ている場合、検索エンジンがどちらを評価すればよいか迷ってしまい、検索順位が不安定になってしまいます。重複コンテンツの不安がある場合は、

・重複コンテンツチェックツールの使用
・サーチコンソールの「HTMLの改善」の使用

などで確認することができます。

また、重複の疑いがあるコンテンツの確認ができた場合は、

・どちらかのコンテンツを削除する
・noindexの使用(検索結果に表示させないようにする)

などの対策があります。

サイトのリニューアルの際に、旧サイトの処理を忘れていた場合などは、「301リダイレクト」をすることで重複コンテン
ツではないことをGoogleに認識させることができます。

サイトの重要なページに評価が集中していない

トップページと下層コンテンツに評価が分かれてしまう場合や、日によって違うページが評価対象になってしまう場合があります。

トップページなど、上位表示させたい重要なページに他ページからのリンクを集める内部リンクを上手く設計することで対策ができます。

また、重要なページ以外のページからキーワードを少し減らし、そのページの評価を下げることで重要なページの評価が安定する可能性があります。

新しいサイトの順位

新規開設したサイトや、リニューアル直後のサイトも順位が安定しにくいです。ドメインの使用年数やユーザーの検索意図に応えるような内容になっているかなど様々な判断基準がある中で、公開直後の場合は評価をつけるのが難しいためです。

既に何年か公開しているサイトの、新しく公開したページに関しても同様です。ある程度上位に表示されることもありますが、その順位はあくまでもその時点での順位ということになります。

表示されているページはその時点で上位に表示すべきと判断されていても、その後クローラーが多くの情報を得たときに情報をすり合わせて本来の順位に落ち着きます。

また、この突然上位に表示される減少は「Googleハネムーン」と呼ばれます。

新規開設されたサイトやリニューアル直後のサイトに特に多く見られるもので、検索順位が低い段階でも良質のコンテンツであると判断された場合に一時的に順位をアップさせ、多くのユーザーに露出させて評価を得ることを目的としていると言われています。

もちろん、Googleハネムーンで上位表示されている間にユーザーから高い評価を受けることができればそのまま上位表示されることもあります。

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最後に

自分のサイトの順位がどうなっているか毎日気になってしまうのは当然のことですが、気にしすぎてしまうのもあまりいいことではないように思います。

検索順位の大きな変動が続いている状態で、毎日のようにコンテンツの修正を行っていると、検索エンジンに「内容がコロコロ変わる信用できないサイト」と評価されてしまう可能性もゼロではありません。

今回ご紹介したように、検索順位の変動は自分のせいではない場合も多いため、神経質になりすぎず少しよぅすを見てみるのもよいと思います。

また、検索順位を上げるためにSEOに取り組んでいる方も多くいらっしゃると思いますが、SEOは一朝一夕で効果が出るものではありません。

検索順位の変動が大きかったり、思うように順位が上がらないことを理由にとりあえず手当たり次第SEOの施策に手を出すのではなく、長い目で見て地道に取り組んでいきましょう。

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