女性営業マンが抱える悩みとは

女性営業マンが抱える悩みとは

男女平等の世の中という言葉が浸透されつつありますが、世間はまだまだ男性優位のイメージがあります。実際に社会では男性の営業マンが圧倒的に多いという事実。

女性の営業も増えてきていて働く姿は生き生きと見えますが、その背景にはきっと女性ならではの悩みがあるはず。そこで今回は女性の営業マンならではの悩みについてまとめてみました。

女性営業マンが抱える悩み

ノルマがあって厳しい

営業は数字を上げてこそ評価される職種。

営業に配属される前から分かっていたものの、実際に営業に出てみるとその厳しい現実を目の当たりにすることになります。女性だからという理由で相手に取り合ってもらえない。男性の上司を連れてきなさいと言われる。

勇んで営業に出たものの「女性」を理由に営業しづらく、ノルマを果たすこともままならない。このように悩んでいる女性営業マンはまだまだ多いようです。

体力がもたない

男女平等という思いを掲げて営業マンになったという女性も少なからずいるはず。男性には負けたくないと思っていても、持って生まれた体の造りはどうにもなりません。

例えば取引先への納品や試供品の運び出しなどで、我慢して重たい物を持ち上げるシーンは日常茶飯事。また営業といえば移動も多く大事な商談に遅れないようにとダッシュを要することもあるのです。

こういったことが重なると女性の非力さを嫌でも思い知らされることになります。

男性営業と比較される

女性営業マンの悩みで最も多いのは男性営業と比較されることです。

優秀な成績を叩き出せば「女のくせに」と陰口を囁かれ、成績が悪くても「だから女はダメなんだ」と舌打ちをされる始末。いずれにせよ「女性」というだけで、ひどい扱いを受けたという女性営業マンもいるようです。

周囲からの評価に怯えていては相手の思うつぼなので、毅然とした態度を取るように強い気持ちを持ちましょう。

h仕事を辞めたいと思う瞬間

結婚を考えたとき

今交際中の男性との結婚を意識し始めたとき、頭をよぎるのは営業の仕事を続けるかどうか。事務などのデスクワークに比べると、終業時間も読みにくく体力的にもハードなのが営業の特徴。

そうなってくると家庭との両立も難しく、潔く辞めた方が会社や自分の為でもあると考える人は多いのだとか。結婚後も営業を続けたい気持ちが強くある場合は、一人で悩まず周囲に相談をしてみるのがいいかもしれません。

セクハラ被害に遭ったとき

悔しいですがセクハラ被害に遭う女性は少なくありません。女性営業マンというだけで「活発」「社交的」「人当たりがいい」と見られることが多いのです。

もちろん営業には必要なスキルですが、中には「自分に気がある」などと勘違いをする男性もいます。何度もしつこく飲みに誘われたり、私用の携帯を教えろと迫られたりすることも。

この程度ならまだ何とかなりそうですが、エスカレートしていくと退職せざるを得なくなります。ひどいときは上司や同僚に相談するなど早めの対策を立てましょう。

孤独を感じたとき

女性営業マンだって誰かに悩みや愚痴を聞いてほしいときがあります。しかし数少ない女性営業マン、自分の気持ちを理解してくれるような同性の同僚がいないこともあります。

男性営業マンに話せることもありますが、やはり女性の悩みは女性に打ち明けたいもの。それに気付かされたとき、ふと孤独を感じ退職を考える女性もいるようです。

営業でなくても身近な友人に聞いてもらうだけでも、気持ちを落ち着かせることができるので相談してみましょう。

悩みを解決するには

仕事だと割り切る

営業は思っていた以上に辛い…だけどもう少し頑張ってみたい。そんな人はひとまず仕事だと割り切って営業と向き合ってみましょう。

「女性だから」という理由で理不尽だと感じることもあるかもしれません。

だけど濃やかな気遣いや丁寧で柔らかな対応ができるのは「女性ならでは」女性らしさを良い武器にできると営業の遣り甲斐も見えてくるでしょう。

異動願を出す

少し頑張ってみたけれど、やはり営業には遣り甲斐を見つけ出せない。

それどころか営業に対する悩みや不満がどんどん溜まってしまう場合は、行動に移すのも解決の一つ。営業には向いていなくても、異動先の部署で才能を発揮できたという事例もあります。

思い切って異動願を出してみましょう。

退職する

仕事だと割り切ることもできない。異動届を出しても結局肩身の狭い思いをしてしまう。

そんな場合は会社自体に見切りを付けるのも解決方法の一つです。自分の感情を押し殺して会社の中で過ごすよりは、新たな環境に一歩踏み出すのもいいと思います。

ただし転職活動は決して容易なものではありません。退職する際は一度よく考えてからにしましょう。

まとめ

女性営業マンが抱える悩みはそれぞれありますが、この記事を読んで励みになれれば幸いです。

営業の仕事は辛いことが多い分、取引先から新しい契約が取れたり、色々な出会いがあったりと遣り甲斐もたくさんあるはず。
「営業で良かった!」と思えるような楽しみを見つけられるように応援しています。

同じタグのついた記事

同じカテゴリの記事

hikaku-bnr870_200