プレゼンで失敗したくない!人前で話す時の緊張感を和らげるには

プレゼンで失敗したくない!人前で話す時の緊張感を和らげるには

プレゼンって緊張しますよね。中には私プレゼン大好き!という強者も存在しますが、大抵の人は憂うつすぎて逃げ出したくなるのではないでしょうか。

そうはいっても、社会人ならばプレゼンをしなければならない場面が一度はあるかと思います。そこで今回はプレゼンで失敗をしない為に、人前で話す時に緊張しないコツをまとめてみましたのでご覧ください。

そもそも人前に出ると緊張するのはどうして?

防衛本能の一種

緊張すると体にどのような変化が現れるでしょうか。

・筋肉が硬くなってくる
・呼吸が乱れる
・汗をかきやすくなる

あがり症の人はこれらに覚えがあると思います。ここで想像して頂きたいのは、大昔に狩りをして生活をしていた人々。大きな獲物を前にした時、リラックスした状態では上手に戦えません。

そして自分自身を守る事もできなくなってしまいます。つまり、大事な時ほど体は自分を守ろうと防衛本能が働き、筋肉や呼吸に変化が現れます。大勢の人の前で話そうとすると、体に現れる変化はこのような大昔からの防衛本能の名残といえます。

物事をネガティブに考えてしまう

日本人は緊張しやすい人種だと言われています。それは海外の人からも言われている「真面目気質」が根底にある為。

あがり症には真面目な人が多く「失敗したら…」「恥をかいたら…」と悲観的に考えがち。まだ始まってもいないのに、プレゼンで失敗している自分の姿を浮かべてしまうのです。

このようにネガティブに考える事で、余計に恐怖感を感じやすくなる事が緊張する理由の一つです。

過去に大きな失敗をした

過去にプレゼンをして大きな失敗をした事や恥をかいた経験が、いつまでも記憶に残っていると緊張しやすくなります。その当時の事を思い出して「また同じ失敗をするのでは…」と大きな不安に駆られてしまうのです。

他にも学生時代にいじめを受けていた人も緊張しやすいと言われています。いじめられている時というのは、人からの注目を集めます。

プレゼンも大勢の人たちの目が自分に注がれるので、いじめられていた当時を思い出してしまい、そこから緊張が押し寄せてくるのです。

プレゼンでの緊張を和らげるには【準備編】

リハーサルをしておく

とても単純な方法ですが、リハーサルをしておくに越したことはありません。前日まで何度もプレゼンのリハーサルをしておく事で、ある程度の緊張を和らげる事ができます。

ただし、リハーサルもただ回数をこなせば良いというわけではありません。きちんと自分自身が納得のいく仕上がりになっているかどうかがポイントです。自分で納得できてこそ、当日のプレゼンは緊張せずに迎えられるようになります。

丸暗記はしない

丸暗記したからといって、あがり症の克服には繋がりません。むしろ丸暗記で完璧を求める方が危険だと覚えておきましょう。当日までにプレゼンの原稿を丸暗記して当日を迎えたとしても、その場で起こる予想外の展開にも対応できるでしょうか。

プレゼンの途中で質問されたら?
暗記している箇所を忘れてしまったら?

たちまちパニックになり緊張を呼び起こしてしまうので、丸暗記するよりは流れを覚えておく程度にしておくのがベストです。

③動画を撮って自分の癖を確認しておく

実際に自分がプレゼンの練習している所を動画に撮ってみましょう。もちろんスマホなどの動画機能で構いません。

語尾が伸びていたり、姿勢が悪かったり…自分の姿を見てみると多くの癖を発見できると思います。癖を克服し、きちんとした自信のある態度でプレゼンに臨む事が、あがり症を克服し緊張を和らげることにも繋がります。

プレゼンでの緊張を和らげるには【当日編】

リラックスする

前日までに準備を整えておく事はとても重要です。しかし当日になったらリラックスできる心の余裕も必要になってきます。例えば、友人や会社の同僚と話す時って特別な準備はしませんよね。

リラックスした状態の方がすらすらと言葉も出てくるはず。プレゼン本番一分前まで資料とにらめっこ…なんて事はしないでリラックスした気持ちで本番を迎えましょう。

何かを手に持つのも有効

手を動かしたり、物を手に持ったりする事で緊張を和らげる効果があると言われています。アメリカ人が堂々として見えるのは身振り手振りを使ったリアクションが上手だからです。

ただし日本人は手を使ったリアクションが苦手な傾向に。その為、無理にリアクションをしようとすると却って失敗を招くので、資料や指示棒を持つ方が落ち着いてできるかもしれません。

意識を「自分」ではなく「相手」に向ける

プレゼンの途中で緊張しそうになったら、意識を自分ではなく参加者に向けてみましょう。楽しそうに話を聞いている人、メモを取っている人など表情や行動に注目。

あがり症の人は「皆が自分を見ている」と意識が自分の方に向いている時間が多いのです。その為、プレゼン中に緊張が蘇ってきたら意識を別の方に向けると落ち着いてくるはずです。

まとめ

あがり症の人にとったらプレゼンは本当に憂うつです。しかし苦手と思っていたら、いつまでも克服はできません。
急に緊張しなくなる事は無理でも、一つずつ意識して実行していけばきっと克服していけるはずです。
いつかきっと「プレゼンって楽しい!」と言えるようになる日が来ることを願っています。

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